パリに暮らして思うこと

僕がパリに住んで、まもなく17年が経とうとしています。ひょんなことから日本を離れ、海外(フランス)に住むことになり、慌しい生活を送っています。 今までの人生で、日記などかいたことないのですが、日々思ったことを少しずつ書いてみようかなと思います。興味があれば読んでみてください。

ペッパーランチ食中毒事件

皆さんこの事件ご存知ですか?↓
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090906/crm0909060043000-n1.htm
このお店で出していた、角切りステーキの中から
病原性大腸菌O−157が検出されたのですが、
角切りステーキとかサイコロステーキとは
何なのかご存知でしょうか?
高級レストランで出されるサイコロステーキは
本物の肉の塊をサイコロ状に切り出して
焼くかもしくは、一枚のステーキを焼いて
サイコロ状に切ってからお客さんに提供します。
でも、そうでないものは細切れになった肉を
接着剤を使って押し固めて、板状の物を
サイコロに切っていきます。
確かに肉の硬い部分や脂の無い部分を
ミンチにして脂を混ぜて焼くと、
美味しいハンバーグが出来上がります。
ただ、この様な低価格を売りにした大型チェーン店
等で使われている肉は、安く輸入した質の悪い肉を
大量に混ぜて、添加物を加え肉の形になっていますが
実際には、とてもステーキと言えるような代物では
ありません。
しかも、一頭の牛の肉では無く、何百頭もの肉を
一緒に混ぜこぜにしてしまいます。
その内の一頭でも何らかの病原体に汚染されて
いたとしたら…。
キッチンでは無く、何処かの工場で作られた
肉の残骸が日本全国に配送され、消費されて
いく現実があるのです。
でも、これはペッパーランチだけの問題では
ありません。
スーパーで売っている、真空パックされている
加工肉や安いハムやソーセージ等もどんな肉を
使っているのか、知ったらゾッとしますよ。
アメリカ等で育てられている安い食肉牛は
日光の当たらない、とても狭い身動き
も取れない様な所で一生を過ごします。
餌はどんな物を食べていると思いますか?
最近は狂牛病の原因となる事が判り、
使用禁止になりましたが、牛の骨を
焼いて乾燥させ、砕いて食べさせていました。
共食いですか?
今現在も与えられている物が、遺伝子組み換えされた
とうもろこし、大豆、麦、皮から葉から混ぜこぜ状態の
物をベースに、動物愛護センターで処分された動物や
何らかの原因で死んでしまった家畜、養鶏所で出た
鶏の糞等が混ざった合成飼料です。
(これは、安物のペットフード等にも入っているので
ペットを飼っている方は、要注意ですよ。
愛しのペットに共食いなんてさせないでくださいね)
身動きも取れない所でこんなものを食べて
育つのだから、当然病気にも掛かります。
その為、餌の中には抗生物質を混ぜ込んでいます。
牛は元々、何を食べる動物ですか?
牧場で草を食べますよね?
いつから牛は肉を食べるようになったのでしょうか?
100円ハンバーガー等、ファーストフードが
流行っていますが、パンとパンの間に挟まっている
物は肉の形をした残骸なのかも…。
これ以上書くと肉が食べれなくなってしまうので、
興味が有る人は、コメント下さい。
語り合いましょう。
安全なものを食べたければ、お金と手間が掛かっても
出所のはっきりした物を自宅で調理するのが、
一番良いのでしょうね。
じゃあね