パリに暮らして思うこと

僕がパリに住んで、まもなく17年が経とうとしています。ひょんなことから日本を離れ、海外(フランス)に住むことになり、慌しい生活を送っています。 今までの人生で、日記などかいたことないのですが、日々思ったことを少しずつ書いてみようかなと思います。興味があれば読んでみてください。

JOYEUX NOEL!

大変お久しぶりです。約2ヶ月ぶりの更新になります。この2ヶ月の間に、日本とシンガポールに仕事兼バカンスで行ったり、仕事も忙しく全然日記を書く時間が無かったんですよ。
そして、前回の記事を書いた所、毎日ビックリする位沢山の人からアクセスが有り、次にどんな記事を書こうか悩んで書けなくなっていました。まあ面白い記事を書こうと考え込むより、とりあえず思った事を書いていこうと思います。
さて、明日はクリスマスですね。今日のタイトル「joyeux Noël」とはフランス語で「メリークリスマス」という意味です。日本語に直訳すると「楽しいクリスマス」。いつも思うのですが、フランス語を日本語に直訳すると変な感じがします。
日本とフランスのクリスマスの過ごし方は全く違います。日本では25日のクリスマスよりもイヴの方が盛大な気がします。クリスマスが近づくと街中はクリスマスソングとイルミネーションで溢れ、クリスマスケーキやチキンがそこらじゅうで売っていますよね。クリスマスは特に『カップルの日』みたいな感じがしませんか?クリスマスが終わると街中は一気にお正月の準備モードに入り、クリスマスの「ク」の字も無くなってしまいます。
ところがフランスでは、クリスマスソングなんて全然かかって無いですね〜。それにクリスマスはカップルの日では無く『家族みんなで過ごす日』です。日本のお正月の様な感じを想像してみてください。
私の義理の兄はフランス人なのですが、一昨年義兄の実家のクリスマスパーティーに招待された時は、男性はスーツで来るようにと言われました。家族パーティードレスコードとはビックリ。そしてパーティーは昼過ぎから始まり、夜遅くまで続きました。プレゼントは全員分用意し、ツリーの下に置いておきます。山積になったプレゼントを横目に、食事が始まりました。テーブルの上には牡蠣や海老等、豪華なシーフードプレートが有り、それに続いてフォアグラやブレス鶏のロティと本当に豪華でした。一旦食事を中断し、ワインで良い気分になった所で、いよいよプレゼント交換。sapin(もみの木)の前で各々がプレゼントを貰ったり、渡したり。それから皆でプレゼントを見せ合いっこしました。再びテーブルに戻り延々と5時間以上食事は続きました。そして、デザートはお決まりのbouche de noël(ブッシュ・ド・ノエル)でした。
何処の家庭もだいたいこの様な感じのクリスマスを過ごしているようです。あっ今週のお題は「クリスマスの過ごし方」でしたね。タイムリーな記事を書いてしまいました。
皆様、素敵なクリスマスをお過ごしください。
P.S.パリの百貨店「ギャラリーラファイエット」が毎年恒例のクリスマスイルミネーションをしていました。
じゃあね。