パリに暮らして思うこと

僕がパリに住んで、まもなく17年が経とうとしています。ひょんなことから日本を離れ、海外(フランス)に住むことになり、慌しい生活を送っています。 今までの人生で、日記などかいたことないのですが、日々思ったことを少しずつ書いてみようかなと思います。興味があれば読んでみてください。

ゴルフに行ってきました

今日はヴェルサイユのゴルフ場に、打ちっぱなしに行きました。
ゴルフを始めてからまだ3ヶ月しか経ってなくて、
まったくの初心者です。
先生の厳しい指導のおかげで、やっとまっすぐ飛び出しました。
日々進歩しているのが実感でき、とても楽しいです。
もっと練習したいのですが、仕事が忙しくて休みの日曜日しか
出来ません。
しかも、まず先生の家までゴルフバックを担いで
メトロで40分、そのあと、先生の車で30分かかります。
私は車を持っていないので自力で練習にはいけないんです。
う〜車買おうかなー。でも維持費が高すぎる。
私はパリのど真ん中に住んでるから駐車場代が1ヶ月200€以上。
東京都内に比べたら安いのかな?
ガソリン代は、今約1.30ユーロです。日本円で170円くらいかな。
市内は、毎日大渋滞。やっぱり今の給料では車、買えないです。

こんな大変な思いをしながら、なぜゴルフを始めたのかと
言いますと、最初はそんなつもりなど全くなかったのですが、
というよりむしろ、ゴルフなんて大っ嫌いでした。
どうして嫌いだったかというと、ゴルフ場を作るのに、
山を削って芝生を植えて、除草剤を撒いてその除草剤が
川に流れ、海に流れていく。
たかが、スポーツのために自然を破壊したりするのは、
全くもって許せないと思っていました。
しかも、ゴルフは賭けをするそうで、私はギャンブルが
あまり好きではないので、ずっと敬遠してました。
そんなある日、私の友達が私に
「ようすけさん、これからはゴルフですよ〜。
私たちももう30だし、パリ在住日本人の年配の方々
(皆さん相当な実力者)はゴルフで繋がってるんだから」
と言って来ました。
私はふぅ〜ん、コネクションね〜。べっつに〜
って感じでした。

後日、道端でばったり私の上司のお父さん
(有名画家さんでかなりのゴルフ愛好家)
に出会い、なんとなく話のネタで
「私も最近ゴルフやってみようかと思ってるんですよね」
とポロッと出てしまった言葉が、跡で大変なことになって
しまうとは、思いもよらなかったです。
翌日には、早速電話がかかってきて
「ようすけくん、来週の日曜日にゴルフに行こう」
特に用事もなかったので、一緒に行くことになりました。

ゴルフ場に着くと、古いゴルフ道具一式を渡され、
「わしの古いセットをあげるから、一生懸命練習してくれ」
と言われ、がーーーーん。
頭が真っ白になりました。
今更、辞めるなんて絶対に言えない!!
(ごめんなさい。先生)

こうして環境破壊もどこへやら、私のゴルフはスタートしたのでした。

一番最初に行った練習場が、ノワジー・シュールロワ(地名)
で、まずびっくりしたのが、練習場の価格。
17ユーロで朝から晩まで打ちっぱなし打放題。
アプローチとパターの練習場も綺麗に整備されていて、
見晴らしがすっごく綺麗。
自分が想像していた日本にあるような周りにネットを張った
狭い打ちっぱなし場ではなかったのです。
毎日都会の中で生活しているので、大自然の中で新鮮な朝の空気を
いっぱい吸ってゴルフ(思いっきり叩くと結構ストレス発散に
なります)をする。
最高に贅沢な気分と良い汗をかくことができました。

それで、すっかりゴルフにはまってしまったというわけです。

先生、どうもありがとうございました。
ゴルフ道具、大切に使わせていただきます。

ただ、私は本当に忙しく、なかなか毎週という訳にいかず
隣で妻は「来週も行くの?(怒)」と聞いてくるのでなかなか
行きにくくなってます。
それと環境破壊についてはまた次の機会に書うと思います。
じゃあね